バリのケチャックダンス – 旅のヒント
バリ島、インドネシア
バリで見る景色には独特な味がある。
バリは美しいビーチとリゾート地として有名であり、特にオーストラリア人の間では高い人気を誇る。世界中にある他のリゾートと比べると、バリは最もお手頃価格な場所だと言える。
特に「美しいビーチ」と「伝統的な寺院」という組み合わせは、他の場所で簡単に見られるものではないだろう。
この記事ではバリの文化の一つであるケチャックダンスと知っておくべきポイントを紹介する。
ケチャックダンス
景観と同様、バリの芸能も独特な発展を遂げた。
そのうちの一つにケチャックと呼ばれるダンスがある。
これは数十人の半裸の男が円陣を組んで歌を歌い、その中心で女性のダンサーが舞いを踊る。
あの有名なタナロット寺院の敷地内でも、ダンスを見ることができる。タナロット寺院は観光地してしては絶対に外せないスポットなので、タナロット寺院を見学したついでに行くのがベスト。
ここで重要なのが、座席は早い者勝ちということ。
もし中央からケチャックを見たいのであれば、チケット販売開始前から待機しておいた方が良い。
基本的に英語は通じるのでチケットの購入には苦戦しないはずだ。(英語が苦手な人は「学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ」を参照)
ご覧の通り、ケチャックには炎を使ったパフォーマンスもある。単に歌って踊るだけではない。このシーンは恐らく生贄か何かしらの儀式を表現するものだと思われる。
写真は私が撮影したものであるが、他の多くの観客も同様にカメラで撮影していることが見て取れる。観客が歌い手と同化して見えるが、そうではない。
料金
・タナロットの入場料
大人 Rp. 60,000
子供 Rp. 30,000
・ケチャックダンスのチケット代
一律 Rp.50,000
毎日19時スタート(2017年10月現在)
*18時30分頃にはチケット売り場周辺で待機しておこう!
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アクセス
タナロットは街から離れているにもかかわらず、ウーバーやグラッブ等の配車サービスによるタナロットと街の往復は禁止されている。
レンタカーやバイク、あるいは正式なタクシーを利用して行くしかない。
私はタクシーを利用したが、値段を見て後悔した。
バイクは1日500円程度で借りることが可能なので、絶対にお得である。ただし、Rp.2000の駐車料金が別途必要になる。それでもタクシーより何倍も安い。
以上がタナロットでのケチャックダンス情報である。
実はケチャックにはいくつかのテーマがあり、上演はいろんな場所で行われている。事実、夕刻にバリの街中を散策しているとケチャックダンスの音楽が聞こえてくる。
もし違いを見比べたいのであれば、ホテルの受付の人に聞いてみよう。意外と「受付人の知り合いが歌い手の一人」なんてことが多い。
ちなみに私は一回で満足だった。
おまけ:バリ特有のヒンドゥー教
バリはインドネシアの中で宗教的にも独特な島である。
バリ島のほとんどの人が”バリ・ヒンドゥー”と呼ばれる宗教を信仰している。もしホームステイやローカル資本のゲストハウス等に滞在すれば、朝食時にほぼ間違いなくその様子を見ることができる。
毎朝、チャナンと呼ばれるお花の詰め合わせに線香を載せたものをお供えし、花びらを使って道路に水を撒く。
個人の信仰心の有無はさておき、その様子に触れることは、バリでの思い出をより特別なものにしてくれるだろう。
戦争に勝つだけでは不十分だ。平和を構築することがより重要である。- アリストテレス
バリのお土産
この記事ではバリのケチャックダンスについて述べたが、別の記事では彼の生活、食べ物や文化について書きたいと思う。
旅行を検討しているのであれば、こちらの記事も参考になるだろう。役に立つ旅行アプリも全てダウンロードして、万全の準備で最高の思い出を作って欲しい。
そして忘れてはならないお土産はこれ。
日本で買うと1500円以上する超人気商品だが、インドネシアでは半額以下で購入できることをお忘れなく。
シンガポールでも約700円くらいで購入できるため、私も仕事で行く際に色んな方から買って来るように頼まれたが、手応えとしては「ピンク色のオイル」が最も人気があった。
是非、お試しあれ。
この記事の英語版はこちら / English version here
Bali – Kecak Dance
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