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Surprisingme.com – Bilingual blog / サプライズな情報をお届けへようこそ。
その名の通り、このサイトでは私にとってサプライズだったことや体験談を共有しています。自由きままな雑記ブログですが、主に旅行、ライフスタイル、語学、投資に関する情報を発信しています。
Surprisingme.comの記念すべき第一稿として、この記事では私の極貧生活を余儀なくされた幼少期から、苦学生時代、大学院中退、世界へ、更にこのサイトを開くに至るまで経緯について話したいと思います。
世界のどこにいるあなたに、ほんの少しでも有益になることを願いつつ。
1.幼少期
私は双子の兄、長男としてこの世に生を受けた。その直後から、私と弟は死に直面していたらしい。その理由は下記の通り。
病名:先天性幽門狭窄
胃の出口 にある幽門筋が肥厚するために胃の出口が狭くなり,飲んだミルクが十二指腸に運ばれず胃内に停滞します.ミルクで胃が一杯になると飲んだミルクを噴水状に 大量に吐きますが,吐いた後でも赤ちゃんは空腹感のためにさらにミルクを欲しがります.幽門筋がなぜ肥厚するのかは正確にはわかっておりません.出典:日本小児外科学会
わずか生後数か月に、二人揃って全身麻酔の大手術を行った。この手術が原因で、私も片割れも身長が伸びにくくなったとか?
実際に我々の肩幅と腕の長さはUNIQLOのロンT(XLサイズ)でもまだ窮屈に感じるくらいだが、身長はわずか170cm程度しかない。そして手術をしていない三男坊は185cmを超えている。
手術は無事に終わり、私は「双子」というものが珍しいものは知らずに育っていった。むしろ煩わしいくらいだった。
たまに買ってもらえるおやつは全て2等分、おもちゃは交代で使う、学校や近所では何度も片割れと間違われるなど、当時の私には苦痛でしかなかった。
何よりも苦痛だったのは、常に周りから比較されることだった。
兄の方が弟より計算が早い、弟の方が兄より足が速い、身長、体格、目の違い、顔の輪郭、服装、声の質等、とにかく何をするにしても常に比較された。
比較する側に悪気はなかったかもしれない。彼らは単純に我々を間違えないよう、何とかして違いを見つけようとしていただけかもしれない。
しかし、私にとっては私の全てが世間の評価対象だと思えた。片割れに微塵の罪もないが、双子であることが邪魔だった。おそらく彼も同じ気持ちだっただろう。
しかし、あることをきっかけに事情は徐々に変わっていった。
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