学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ

4. 英語を話せない外国人もいる

初心者 上達 英語

日本人が持つ先入観として、「外国人と言えば白人」で「白人は英語を話すことができる」というものが少なからず見受けられる。

それは「アジア人はみんな中国語を話すことができる」と言っているようなもので、外国人でも英語が話せない人もいれば、ある程度話せても文法や発音が適当な人もいる。

それでも情報の伝達手段として、堂々と英語を使っている。そのマインドが重要で、英語が上達する秘訣である。

私は職業柄、多国籍の環境にいることが多い。

例えば、1つの会議室に10か国以上の人が集まり、それぞれの国の訛りと表現が飛び交うことがある。

興味深いことは、英語を母国語とする人よりも、外国語として英語を話す人の発言の方が、全体の理解度が高いということである。

それでもプロジェクトは進行し、500億円規模の事業が展開されることもある。英語がある程度話せると、このような機会にも恵まれる。あと少し努力するだけで、訛りのある英語を話せるようになるだけで、これまでになかったビジネスチャンスが巡ってくる。諦めるな。

5. “完璧”な英語なんてない

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厳密にいえば、英国人が話す英語が完璧とされるかもしれない。

しかし、彼らの英語の発音や綴りは、アメリカ、カナダ、オーストラリア、南アフリカのものとは異なり、英語を母国語とする者同士でも、お互いの英語が理解不能、あるいは否定し合うことすらある。

更に言えば、イギリスの中でも特にスコットランドの訛りは強く、仮にロンドン出身の人の英語を世界の絶対的な基準としたならば、同国内のスコットランドの英語は間違っているということになる。

ちなみにスコットランドの訛りがかわいいというネイティブスピーカーは多い。

つまり、そもそもその存在すら疑わしい完璧な英語を話そうとするあまり、英語を話すことが億劫になる必要などない。現にアメリカでは国際化に対応するため、グロービッシュを学び直す人もいる。

The English language is changing quite radically,” says Gibson. “The trend is not to have one or two clear standard Englishes like American English and British English, but to have a lot of different types of English
出典:BBC

これは先ほど述べたように、非ネイティブスピーカー同士は理解しているが、ネイティブスピーカーの発言が理解されないという現象が、多国籍の会議では頻発するからだ。

アメリカ人が母国語の国際版を勉強し直すほどに、学校で教わった完璧な英語を話そうとする必要はないのである。

学校では英語教材の音声通りに発音が出来なければ、まだまだ未熟と評価されることがある。世界のビジネスフィールドでは、そんなことなど気にも留めず経済が営まれる。そんなものだ。

 

6. 語学は投資

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語学の幅が広いほど、友人関係、仕事の範囲も広くなる。

世界のフリーランス同士では、共通言語として英語が使われているが、スペイン語や中国語のみのコミュニティや通販・旅行サイト等が多く存在する。

一見、それは日本語しか対応していないサイトや企業と似ているかもしれないが、スペイン語はスペインのみならず、南米大陸のほとんどの国のネットワークがあり、中国語は世界中にネットワークを持つ。

事実、英語は世界第三の言語であり、中国語が圧倒的に1位、スペイン語が2位である。

暗号通貨が世界中でヒートアップしている(していた)が、日本語に対応している投資(現段階では投機という見方の方が強い)の案件はほんの数パーセントでしかない。

英語や中国語対応の案件は多く、世界でミリオネアが次々と誕生しているが、もし英語が理解できるのであれば、あなたもその一人になれるかもしれない。ただし、詐欺も多いのでご注意を。

将来、あなたが海外で事業を展開したり、国内でも外国人を雇うことがあるかもしれない。そのときに英語ができれば、通訳を雇う必要なく、莫大な費用を削減できることになる。

私は通訳の収入だけで、豪遊や節約をすることなく、普通に生活をして、毎月50万円は貯金出来ていた。顧客が会社に支払う額は、相当なものだっただろう。

ちなみに格安で通訳や翻訳を依頼したいときは、この記事を参考にすると良い。翻訳会社が「簡単な翻訳は自分でやれ」という、なんとも愉快な記事である。

話を元に戻すと、旅行の最中に、映画の中でしか見たことのないようなイケメンや美女とデートに出かけたり、一緒にローカルツアーを参加したり、あるいはビジネスパートナーを見つけることもできる。ちなみに、タイのプーケットはフリーランサーの聖地だった。

このように、語学の幅が広がると、これまで体験できなかったことができるようになる。これは大きな人生の財産となるだろう。

最後に

本題とは矛盾するかもしれいないが、日本語を流暢に話せるということは、素晴らしいということを忘れないでもらいたい。

韓国人と中国人からすると、日本語はそれほど難しい言語ではないかもしれない。しかし、ヨーロッパ諸国で最も難しいとされるフィンランド語の話者からしても、日本語は極めて難しいと言われている。

あなたは、ひらがな、カタカナ、漢字が混在し、更に謙譲語、尊敬語、丁寧語の使い分ける必要がある言語を既に習得している。これは、自分が思っている以上にレベルが高いことである。

日本語は美しく、貴重な言語である。

自分の言語能力が低いだなんて、絶対に思わないようにしよう。

あなたは、もう何度も諦めようと思ったかもしれない。しかし、世界のどこかに、あなたと会話することを心待ちにしている人がいるかもしれない。

その人は、あなたが「Hello」と言って声をかけてくれるのを、じーっと指折り数えて待っているかもしれない。

どんな僅かな成長でも、それは誰も否定のしようがない、明らかな進歩なのだ。

以上が、学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ。

 

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6件のフィードバック

  1. 13/01/2018

    […] 別の記事「学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ」では、英語に対する向き合い方や考え方について述べた。英語に取り組もうとしているけど、中々やる気にならない人 […]

  2. 23/01/2018

    […] ・学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ […]

  3. 25/01/2018

    […] 「学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ」 […]

  4. 25/01/2018

    […] 機しておいた方が良いだろう。基本的に英語は通じるのでチケットの購入には苦戦しないはずだ。(英語が苦手な人は「学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ」を参照) […]

  5. 01/02/2018

    […] 学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ […]

  6. 01/02/2018

    […] 学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ […]

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