私について – サプライズな情報をお届け
4. 世界へ
大学院中退後、「本当にやりたいことは何なのか」をじっくりと考える時間ができた。
そこで私は初めて気付いた。
私はこれまで一度も「何がしたいのか」ということを考えてこなかったのだ。
私はこれまで「何をすべきか」ばかりを考えてきた。
しかし、それは私がしたいことではなかった。ただなんとなく、世間一般に言われている正しい道に従っていたにすぎないのだ。
何がしたいのか?
ひたすら問い続けた。何日も何日も。
同時に無力感と失望感、世の中の不平等への恨み、教育も所詮はお金、努力は報われない等々、ネガティブな思考も襲ってきた。
一応、就職活動もしてみた。しかし、日本の企業は、扱いやすい新卒しか採用しない。中退の人間は採用したがらない。特に大企業はそうである。面接すらしてもらいないのだ。
…もう日本を出よう。そう思った。
自分の活躍できる場所は、日本ではなく世界だと思った。
そして、最初の目的地はザンビア。
2年間、私はそこで理科を教えていた。ザンビア国内を隈なく探索したが、近隣の国もたくさん訪問した。そこには私を旅行の虜にさせた絶景がたくさんあった。
ちなみに私はザンビアに行くまでは全く英語が出来なかった。
しかし、現地の方々が英語のみならず、ニャンジャ語やベンバ語といった現地の言葉も丁寧に辛抱強く教えてくれた。そのおかげで、後に通訳・翻訳の仕事をさせて頂くまでになれた。
ザンビアでは、お宅を訪問すれば、誰もがすぐに家族になれる。彼らは訪問者を歓迎し、”シマ”と呼ばれるローカルの食事を振舞ってくれる。
彼らからは「現地の人と交流し、文化を知る」ということは、異国情緒漂う興味深いことであると身をもって教わった。
5. 趣味
私の趣味は、旅行、格闘技、語学そして投資である。
私はほぼすべての大陸を歩き、30か国以上を訪問してきた。その中でも印象に残っているのが、天空に漂う幻想的な緑のカーテン*を見せてくれたフィンランドである。考えられないほど、美しかった。次のオーロラはカナダか南極で見てみたい。
話は少し変わるが、このサイトでは、私は自分自身を「World Citizen」(世界市民の意)と呼んでいる。なぜなら、私たちはどこまで行っても世界の一市民だからである。これは世界中の色んな人と会う中で、私が感じ取ったことである。
空手は4年以上道場に通い、最近はキックボクシングに3年以上のめり込んでいる。一人旅の間は、空手がよく役に立った。何度か危険な目に遭ったが、空手のおかげで、こうしてまだ生きている。
投資に関しては、少年時代に思い付いたおバカなアイデアに代わり、「より現実的になろう」と思って始めた。お金の流れや様々な種類の投資を勉強することで、貧困から抜け出そうと思った。
もし裕福な家庭に生まれていたら、そんなことには興味すら持たなかったと思う。私は元々、夏になれば蝉を追いかけ、冬になれば雪合戦をしていればそれで満足するような人間である。
私が学んだ全てを、このサイトを通して皆さんと共有できればと考えている。
ご清覧ありがとうございました。
*オーロラの意
この記事の英語版はこちら / English version is here
Who am I?
1件の返信
[…] Japanese article is here / この記事の日本語版はこちら 世界の皆さん、こんにちは […]