映画を見るだけでなく、格好いいシーンがあれば、そこを何回もリピートして、映画を追いかけるように真似しよう。
これはシャドーイングと呼ばれ、通訳士も実践している極めて効果のある練習方法である。聞いたことをそのまま声に発し、極限までオリジナルに近づけていくようにする。
英会話はスポーツのようなもので、脳・耳・舌の筋トレが必要。その方法は至極単純で、何度も繰り返すことにある。
スポーツの経験者で、ある日突然自分の上達ぶりに気付いた瞬間はないだろうか?
今まで大変だったことが、いつのまにか朝飯前になっていたことが、一つや二つ思い当たるだろう。それと同じである。
動画の再生ソフトによっては、再生速度を変更できるのものがあるので、最初は速度を落としてやってみてもいい。
慣れてくると、今度は徐々に速度をあげ、最終的には1.5倍速で映画を観ることをお勧めする。これに慣れると、通常の速度で聞いても簡単に聞き取れるようになる。
なぜ「助ける」のか?
実は、外国人の方々は、
英語の練習目的で接触されるのが好きではない。
人としてではなく、ただの練習台としてしか見られていないからである。
そこで相手の気分を損ねず、かつ英語の練習のために接触できるチャンスは、お互いのニーズが一致するとき、つまり、相手も日本人の協力が必要なときにある。その例を下に列挙してみる。
・切符を買うとき
新幹線が止まる駅では、特に週末に観光客が多く、どの切符を買えば良いか迷っている人を見かける。あるいは、どのホームに行けば良いか迷っているパターンも多い。
特に東京や大阪の路線は世界中のメトロのなかでも極めて複雑な方である。スマホを片手にホームの番号や掲示板を見て立ち止まっている人を見かけたら、とりあえず声をかけてみよう。
観光地が近くにあれば、自分で名札か看板を作って、自分がボランティアであることをアピールしよう。自分が話せる言語とそのレベルを明示することをお忘れなく。
有名なお城ではよく見かける光景である。地元の学生が社会貢献の一環としてやっていたりするが、別に有名どころだけではなく、隠れ家的なスポットを紹介してやっても良い。
セルフィ棒を持ち歩いているのが基本だが、限られた範囲でしか撮れないのが欠点である。そこでセルフィをしまくっている外国人を見かけたら、すかさず協力を申し出よう。
撮り終わった後にどこから来たのか、どこを見て回るつもりなのかくらいは聞いても失礼に値しない。
それぞれ状況に合わせて、それぞれのフレーズを用意しておこう。実際の状況を想定して単語や表現を覚え、実際に使ってみると、中々忘れないものである。ちなみに私のお決まりのフレーズは
「Where are you from? 」
(どっから来たん?)
「How long are you going to stay in Japan?」
(どのくらい日本におる予定なん?)
「Have you tried kushikatsu?」
(もう串カツ食うてみた?)
15万円もあれば、フィリピンやインドへの航空券、1週間分の食費と宿代は十分に足りる。同じ目的を持つ友達と一緒にいけば、宿代を半額にすることも可能。
アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、南アフリカは英語のネイティブ国だが、経済的に余裕がなければ少しハードルが高い。英語を日常的に話す環境であれば、フィリピンやインドでも十分である。
毎月2万円ほど貯金すれば、半年後にはあなたはフィリピンに行くことができる。海外旅行は、それほどハードルが高くない。
トリバゴ
ここで重要なことは、
ツアーは絶対に使わないこと!
全て日本語で案内されるからである。
そしてもう一つは、
日本人がいないような場所で宿を取ること!
英語力の向上のためなら、日本語が全く通じない環境を作り出すことが肝心である。
フィリピン人は基本的に優しい。あなたの英語がまだ初心者レベルでも、頑張って聞き取ろうとしてくれる。年配の人には訛りが強い人もいるので、若い人と話すように心掛けること。
以上が学校では教えてくれない英語力が上がる具体的な6つの勉強方法である。
何事も実際にやってみないと分からない。うだうだ言ってないで、先ずはトライしてみて、自分に合ってないと思えば、別の方法を探してみるのも良い。
何より努力し続けることが重要。「昨日は勉強できなかったから、もういいや」ではなく「昨日できなかったら、今日こそは必ずやる」の精神である。
この記事をきっかけにあなたの語学力が向上し、世界が広がることを切に願う。
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