マラウイ湖 – 旅のヒント

マラウイ湖

この記事ではリロングウェから マラウイ湖 への旅のヒントを共有する。

まず、マラウイ湖 がどこにあるか御存知だろうか?

 

その大きさからマラウイ、タンザニア、モザンビークの3つの国境の間に位置し、中でもマラウイ湖国立公園は世界遺産として登録されている。

Lake Malawi National Park

Located at the southern end of the great expanse of Lake Malawi, with its deep, clear waters and mountain backdrop, the national park is home to many hundreds of fish species, nearly all endemic. Its importance for the study of evolution is comparable to that of the finches of the Galapagos Islands. - UNESCO

旅のヒント1: 場所

「マラウイ湖へ旅行」といえば、多くの人がモンキーベイに行くことを想像するだろう。

しかし私はセンガをお勧めする。

センガにある2つ星ホテル「サンバードリビングストニアビーチホテル」 を利用したが、お手頃価格で食事も良かった。

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より静かで、なおかつ友人や恋人とビーチを独り占めしたいのであれば、センガはモンキーベイよりも遥かにその可能性に恵まれている。

センガという場所は、マラウイ湖以外に観光する場所は特にないが、観光地化されていない(2013年6月現在)が故に、その道中でローカルライフを目の当たりにすることができる。

例えば、これ。何もないところに、建設中の建物がぽつんとある。

小さな村が突然現れる。

そしてテレビゲームのクエストに出てきそうな果てしないフィールド。  

そして数時間後…

遂に隠れ家的ホテルと文字通り貸し切りのビーチへと到着。

下の写真は誰もいない隙を見計らって撮影したものではなく、一日中こんな感じであった。

センガには他にも隠れ家的なホテルがあるので、念のため宿の検索サイトのリンクを貼っておく。最安・最適の宿を見つけよう。

私がアフリカに住んでいた頃より、予約サイトに登録されている物件の数が圧倒的に多くなっている。私がいた頃はまだインターネットも不安定で、旅行者の口コミでホテルを探したりしたものである。

旅のヒント2:アクセス

残念ながら公共の交通手段はない(なかった)。

故にレンタカーを借りるか、あるいはタクシーをチャーター(ドライバー付き)するしかない。

もし可能であれば、6人程度集めて、トヨタのハイエースなどのミニバスをチャーターすることをお勧めする。長い道のりを運転せずに済み、一人当たりの単価が安くなる。

道中には、なるべくチェワ語がわかる人がいた方が良い。特にチャーター料の交渉や現地の村に立ち寄るのであれば尚更である。

下の写真のような車の乗り方をしたくないのであれば、現地人とシェアするのは控えた方が良い。


前の座席に3人が乗り込む。

この状況でどうやって運転に集中できんねん?

写真には写っていないが、後ろの席も大人が4人詰めていた。

しかしこのスタイルはマラウイではごく普通であり、実際に直面しても驚かないこと。

チェワ語はあれば良いという程度だが、英語は必須だ。この際、簡単な英語は覚えておいた方が良いだろう。

もし、学校や予備校でいくら勉強しても英語が伸びないという読者がいれば、下の記事にざっと目を通してみて欲しい。きっと何かしらの役に立つと思う。

・「学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ

・「学校では教えてくれない英語が上がる具体的な6つの勉強方法

旅のヒント3:必須の医薬品

マラウイ湖では住血吸虫に感染する可能性がある。

マラウイ湖の水に浸かってから数週間後、もし血尿が発生したら、おそらく感染していると思っていい。

ただ、ご心配なく。

正しく処置をすれば大事には至らない。

必要なことは、近くのクリニックへ行き、”プラジカンテル”という薬(商品名はビルトシルド)を処方してもらうこと。

効能効果に関連する使用上の注意

住血吸虫症に対する本剤の有用性は外国においては確立されており,WHOでは住血吸虫症の治療のエッセンシャル・ドラッグとされているが,国内における評価症例がないため,我国においては住血吸虫症に対する効能は承認されていない.- KEGG

体重1kgにつき40mgの割合で処方されるのが基本。

もし体重が100kgであれば、4000mg分のプラジカンテルが与えられる。

またマラリアはマラウイのどこにいても気を付けておくべきなので、携帯用の虫よけも準備しておくこと。

その他、旅に必要なアイテムはこちらの記事「旅行で役に立つアイテム13選」を参考にして欲しい。

せっかくマラウイまで足を運んだのであれば、難民キャンプにも足を運んでみては如何だろうか?

実際に私も難民キャンプまで足を運んでみたが、想像を良い意味で超えていた。詳しくは「マラウイの難民キャンプ – その実態に迫る」を参照。

 

以上が旅のヒントである。

もし週末にプライベートビーチを満喫したいのであれば、是非とも マラウイ湖 センガ へ訪問してみてほしい。

 

この記事の英語版はこちら / English version here
Lake Malawi – Traveling Tips

 

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