日本人男性が世界の美女から人気がない理由

・日本語しか話そうとしない

これはその通りである。

日本人からすれば「なんでお前ら日本語しゃべらんねん!」と言いたくなるかもしれない。しかし、今日、英語を母国語とする人より、英語を外国語として話せる人の方が多い。

ネイティブの英語話者ですら「アメリカ英語の方が格好良い」、「イギリス英語の方が美しい」などと言っている場合ではなく、ビジネスの場でグローバル英語(スラング、ことわざ、方言が無く他国の人も分かる英語)を話せるよう勉強し直している人もいる。やがては、「英語を話せない方がマイナー」になる日が来るだろう。

事実、私や愉快な仲間たちも旅先で外国人からは「日本人にしては、英語が上手いね」とよく言われる。日本人です、とカミングアウトした次の反応が大概それである。外国人曰く、彼らが出会ってきた日本人のほとんどが、英語がまともに出来なかったらしい。

日本人からすれば「外人は英語話せて当たり前やんけ」と思うかもしれない。しかし外国人といえども、フランス人であったり、スペイン人であったりする。つまり、我々と同じく、彼らにとっても英語は外国語なのだ。

それほどまでに、世界では英語は話せて当たり前となってしまった。流暢な英語でなくても、適当に単語を繋げて日常会話くらいはできるようにしておこう。英語は英語で学んだ方が早い。

学校では教わらない英語力を伸ばすための6つのヒミツ

・ハッキリしない

特に「No!」と言えない日本人が目立つ。「Yes」と言うのは簡単だ。

これは、日本人特有の「空気を読む」行為が、必ずしも常に世界から受け入れられるわけではない。日本人は周りがどう動くか、相手がどう考えているか、そういった要素をまず観察してから自分の行動を決める。それが必要な場面もある。

しかし、例えば何を聞いても「みんなに合わせる」、「なんでも良い」、「どこでも良い」などと答えるのは一緒にいて面白くない。何か話し合う際にも、常に相手に同意してばかりで自分の意見を言わなかったり、普段の会話でも本音を言わなかったりする。相手もバカではないから、それくらいはすぐに見破る。

一方、海外では「空気は自分で作るもの」という認識の方が強い。自分がこうありたいと思う状況を、自分の行動で作り出せる男が格好良いのである。相手が誰であれ、自分の意見を伝える。これは、自己中心的な言動とはまた別のものである。

相手から意見を求められたとき、素直にそれを伝えるだけで良い。「何が食べたい」と聞かれたら「寿司」と言えば良い。相手が楽しみにしていた映画に付き合い、「映画はどうだった」と聞かれたら「途中から飽きた」と伝えても良いのだ。そうゆう態度で外国人とデートに出かけても「日本人にしては、ストレートだね」とむしろ感心される。

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World Citizen

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  • 体格に関しては正にそのとおりだと思います。
    私(男)は168cmで体重が98kgあります。体脂肪率はそこまで高くないとはいえ、日本の基準では間違いなくデブです。しかし、今まで付き合っていたオランダ人やイギリス人は、口を揃えて痩せてるより全然良い。服を着たときに体格よく見えるからと言っていたのが印象に残ってます。あと、私の周りでモテていた男性は、ほぼ全員高学歴でまともな仕事をしている、俗に言う社会的な上位層の方ばかりでした。

    • 西欧の女性はそうゆう傾向がありますね。韓国、香港、東南アジアではすらっとした細長系男子でも通用する傾向は見られましたので、体格が細い人でもターゲットをしぼって是非世界の女性とエンジョイしてほしいです。

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